私はほとんど雪の降らない地域で生まれ育った
こう書くとなんか今は違うみたいに見えるかもしれないけど今もそこで暮らしている
幼児というものはだいたい絵本を読んでもらったり自分で読んだりするものだが自分もそうであった
とくに気に入っていたの(実はそうでもないかもしれない、この文を書くために認識が書き換えられているのかもしれない)が雪の絵本だった
タイトルは軽く調べたが思い出せなかった
兄弟が雪遊びをするような感じの内容で、見たことのない雪に憧れていた
雪に関して好きだったものはもう1つある
ピカチュウのふゆやすみという名のビデオだった
実のところ内容はほとんど覚えておらず、VHSのビデオだったこと、夜にポケモンたちが寝ている間に雪が降るシーンがとても好きだったことだけを覚えている
絵本で見たのかビデオで見たのか、それともそれ以外で見たのかは知らないが、私はとくにかまくらに憧れていた
これはおそらく私の住んでいる地域で作ることが困難であるというのが原因である
雪だるまはその大きさに関わらず雪だるまであるが、かまくらはその中に人間が入れるというのがかまくららしさを担っていると言える
テレビ番組を録画したりカメラで撮った映像を保存するのに使っていたPSXという機械があり、そこには私がスキー場でかまくらを見つけはしゃいで転んでいる映像が保存されているはずだ
ところでかまくらと鎌倉の間にはどのような関係があるのだろうか
調べたところどちらの由来にも複数の説があったが、かまどに由来しているという説はどちらにもあるようだ
書くことがなくなった
早く冬にならないかなと思っている
あついから
電車の中のディスプレイで鎌倉出身の人が死んだというニュースを見てかまくらのことを思い出したというだけの話でした
https://www.tokyo-np.co.jp/article/125590