めゆんのブログ

句読点少なめ文章痛め

Outer Wilds 感想 ゲームと現実との境界

なんやかんやあって書く時間が取れなかったので書かなかったのだけれど、最近Outer Wildsをとりあえずクリアした

 

Outer Wildsはいわゆるネタバレ注意みたいな感じのゲームなので、これを読む際には注意してほしい

ネタバレをしないように努力はするが、このゲームがどのような喜びを自分にもたらしたかということについては書かざるを得ないので、そういうことすら知りたくないという場合は読まないほうがいい

自分はマジで何も知らずにプレイしたので、自分と同じような体験をしたければさっさとプレイしてもう一度読みに来るとよい

 

良いゲームだったということはとりあえずここに書いておく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このゲームについて話すと良いゲームだった、という感想がまず最初に頭に浮かぶのだけれど、これにはいくつかの要因があると思っている

箇条書にすると自分の考えていることの浅さが可視化されてしまい悲しくなるのでしないが

 

Outer WildsはVRでもなんでもないただのFPS視点のゲームであるにも関わらず、その没入感という点では最近プレイしたゲームの中ではかなり上位、あるいは最も優れたものであると感じた

このゲームにおいて与えられる喜び、不安、高揚感などの様々な感情は、それが自分の身に起こっているか、単にモニターの向こうで起こっているかということに依存していないのである

わかりにくいかもしれないのでもう少し補足すると、対戦型FPS(例えば、Apex LegendsやVALORANTのような)において与えられる喜びは、人を銃で撃って殺すという行為の背徳感や生々しさのようなものによってではなく、そのルールにおいて有利を得たという勝利の喜びである

しかしながらOuter Wildsにおいてはそのようなタイプの喜びは与えられない

プレイヤーはルールによってではなく、自らが何をしたいかという欲求によってこのゲームをプレイすることになる

 

言い換えれば、Outer Wildsは真に冒険であるといえる

 

実際のところ、このゲームについて書くにあたって言語化できているのはこれくらいで、自分の感情の多くは形を持たずに自分の心の中で暴れている

時間をかければそれを言語化して書くこともできるかもしれないが、そうした時点で自分の感情はそれでしかなくなってしまうだろうから、やめておこうと思う

面倒だというのも正直ある

 

自分が言えるのはプレイしてみればわかるということだけだ

 

なので、ここからはグラフィックやサウンドなどについて書くことにする

人がこのゲームについて語るとき、おそらくグラフィックやサウンドについての話が最初に出てくるということは少ないと思う

しかしながら、無視できない要素でもある

 

このゲームにはメインテーマが存在して、一度プレイした人ならアレだなとすぐにわかると思う

アレは単にBGMであるというだけにとどまらない意味を持つもので、なくてはならないものだ

 

それ以外の音楽も、ゲームをプレイして何度も遭遇するであろう類似したシチュエーションにおいては、自分の感情に応じて流れる、あるいはそのような感情に誘導されるようになっている

プレイヤーの感情を操作し、プレイヤーがしたいことなどを操作しているともいえるかもしれない

 

グラフィックは最近だとよくある、ローポリ風のもので、テクスチャの書き込みや形状の精密さなどによってではなく、光の調子や色遣いによってゲームの雰囲気を演出している

もしかしたら、「グラフィックがすごい」ということではなく、「Outer Wildsをプレイする」ということに集中させるための物なのかもしれない

あるいは単純に予算や期間がなかったのかもしれない

私にはわからないことですが

 

長い文章になるかと思って書き始めたのだが、特に書くことがない、というより書いていいのかわからないことが多い

 

比較的多くの人が同意するであろうこのゲームの欠点として、最初の数十分は特に面白くないということがある

これはチュートリアルらしくならないようにプレイヤーに要素を伝えるのにおいて、ある程度仕方ない部分がある

また、いくつかの場面では不必要に精密な操作が求められる場合がある

これは特に擁護するべきものでもない

 

このゲームにおいて、チュートリアルらしきものを終える前に運悪く死んでしまうことがある

自分も知人もそうだった(し、その時点でゲームを返金処理した)が、このゲームにおいて死はペナルティではないということはここに書いておく

もちろん、これは死んだ時点ではわからないことだが

 

結局のところ、プレイしたらわかるという感じでしかない

Steamのレビューで最も参考になったとされているのが以下のものだ

 

Unfortunately no one can be told what the Outer Wilds is. You have to see it for yourself.

(残念なことに、誰もOuter Wildsが何かということについて教えられない。

あなたが自分で見なければいけない。)

 

そうですね

 

最後に、返金処理した後にまたプレイする気にさせた記事を貼っておく

これもネタバレはないが少し詳しく書いてあるかもしれない

自分が書いたものより良い文章で書いているので読んだ方がいい

Outer Wildsについての雑感2 - 藻塩

 

DLCがあるらしいので余裕のある時にまたやりたい

以上です